ミニッツAWD 右回りと左回りで半径が違うのは
毎日のようにAWDでドリフトを楽しんでいます。
定常円が少しできるようになってきました。
これは最初から気がついていたのですが、右に曲がるときと左に曲がるときでは、右回りが小さな半径で回り、左回りは大きな半径で回ります。
右回りだと直径30cmほどの小さな定常円が描けて、左回りだと直径70cmほどの大きな定常円になってしまいます。
これは、シャシーのどこかがおかしいのか、はたまた私の技術が追いついていないのかと思い悩んでいたのですが、タイトルと同じフレーズで検索してみると、こんな名回答にめぐり逢いました。
『見て分かる通り、MA-010シャーシはラジコンで一番の重量物であるバッテリーをシャーシ右側に全て搭載する設計になっています。そのため、バッテリーを積んでいる右側が極端に重くなり、右回りと左回りではコーナリング特性が違ってくるようです。
気になるようでしたら、モーター側にウェイトを積んで左右の重量バランスを調整すれば、多少は改善されると思います。』
そうなんですか!
2009年の知恵袋なのでとても古い内容ですが、でも今でも当てはまりますね。
それでAWDのEVOシャシーはFWDベースのAWDで、電池を底面に配置し、モーターを中央に配置しているのですね。
ちなみに重量を計測してみると
AWDシャシー電池込みの重量:147g
電池重量:45g
電池を抜いたシャシー重量:102g
モーター重量:19g
ここからは推測ですが
基盤重量:15gと推測
プラ製シャシー重量が左右でほぼ同じとすると
右側重量=電池重量の45g
左側重量=モーター+基盤=34g
約11gほど右側が重い結果になると推測できますので、左側にウエイトを貼り付ければ、改善されるかも知れません。
鉛板でもあるといいのでしょうが、10円玉が4.5gだそうですから、試しに10円玉を2枚テープで貼り付けてみれば良いかも知れません。
早速実験してみました。
左側に10円玉2枚をテープで貼り付け(9g)
結果は変化ありませんでした。
左側にさらに10円玉を2枚追加し4枚に(18g)
変化ありました!
左旋回の直径が40cmほどに小さくなりました。
右は以前と同じです。
10円玉をもう1枚足せば丁度いいのかも。
これは明日、ボディーをつけてやってみます。
今のところ
左側の方が10円玉4枚から5枚分(18gから22.5g)軽いことになります。
電池は軽くしようがないので、左半分のウエイトで調整するのが良いということですね。
同じ回転半径になるだけでも大収穫です。
PS 後輪のデフギヤが、購入当初はロックに近い状態で、右を回せば左も同じ方向に回っていたのが、最近は右を回すと左は逆回転する状態になりました。
本来はそれが正解なのですが、ドリフトの場合はロックされていたほうが良いとのことで、どうやったら調整できるのかが新たな課題です。
なお、標準ではフロントにはワンウェイクラッチは付いていません。
参考
リジットアクスル(ミニッツAWD) [MDW024]
京商¥ 1,650(スーパーラジコン価格)
フロントワンウェイユニット(ミニッツAWD) [MDW017]
京商¥ 2,888(スーパーラジコン価格)
デフギヤアッセンブリー(ミニッツAWD) [MD005]
京商¥ 495(スーパーラジコン価格)
デフギヤアッセンブリー(ミニッツAWD) [MD005B]]
京商¥ 660(スーパーラジコン価格)
ボールデフセット(ミニッツAWD) [MDW018]
京商¥ 3,465(スーパーラジコン価格)