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マブチモーター 水中モーターS-1 ミツワモデル 船外モーター 140

ちょっと古いモーターたちです。

マブチ 水中モーター S-1は、最初は青と白だったような気がするんですが、赤は1971年以降の製造だそうです。

中古で入手したんですが、最初は電池につないでも回らなかったんですよね。

スクリューを指で回してみると、3極モーター特有のコギングが感じられなくて、わずかに抵抗がある感じでした。

何度か回しているうちにコギングが出てきたので、電池を繋いでみると回りました!

グリースが固まっていたのかもしれませんね。

ただ、単3電池をケースに入れて取り付けようとすると、すぐ外れてしまいます。かみ合わせが多少歪んでいるのかもしれません。

モーター自体は多分RE-14だと思います。

昔々、石けんケースなどに取り付けてカジを切って走らせると、とても小回りがきいて楽しかった思い出があります。

定格は書かれていませんでした。

 

もう一つはミツワモデルの船外モーター 140です。

マブチからはOB-300とOB-500と言うモデルが出ていましたが、それらはクラシックな外観で、こちらのミツワモデルの外観は、スマートなものですね。

とても実感味にあふれた形態で好ましいです。

こちらも1970年代の製品のようですね。

こいつも最初は回りませんでした。

スクリューを回してみるとコギングは感じられたので、スイッチの接触不良と思いました。

そこで上部カバーを取り外してみると

円形のスイッチはモーターのシャフト受けにちょうどはまり込んで回転するタイプでした。

スイッチに取り付けられた金属板の接点が、回転移動してモーターの端子に触れるとONになるものでした。

多少、接点をゴシゴシと汚れを取るように動かしてから電池をつなぐと、一瞬動く気配がありました。

スクリューを指で回してなじませてもう一度電池をつなぐと、回りました!

この手のものは、よほど錆びたりしていなければ、モーターやシャフト軸を回して馴染ませ、スイッチをちょっと磨くだけで大抵は蘇ります。

50年近く昔のものなのでトルクはおそらく半分以下でしょうね。実用にはなりません。飾って楽しむのにちょうどいいです。

定格
右回転用
モーター:RE-14
適正電圧:1.5V
限界電圧:3.0V
航行時スクリュー回転数:3,500rpm
ギヤ比:2:1
自重:38g

OB-300は長いスプリングでモーター軸とスクリュー軸をつないでいましたが、こちらはモーター軸のピニオンでスパーギヤを回し、スパーギヤの軸をスクリューまでおろして小さなベベルギヤでスクリューを回しています。

小さいけれど本格的な構造をしています。

マブチモーターは色々持っているのでご紹介していきますね。

 

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