ミニッツ RWD ナローシャシー(MR-03RM)とワイドシャシー(MR-03MM)
ミニッツ初心者にわかりにくいのが、ナローシャシーとワイドシャシー、それとホイールベースに何種類あるのかです。
それは違うボディーを載せてみたいからです。
シャシーについて整理してまとめてみました。 まだ書きかけなので逐次追加していきます。
ナローシャシー:前輪の幅が65mm
ワイドシャシー:前輪の幅が70mm
次の図はMR-03シャシー(RMタイプ)の図です。
ナローとワイドの違いは前輪のトレッド幅のみです。
もともとMR-03シャシーが出るまではMR-015シャシーがナロー、MR-02がワイドでした。
次の図はMR-015シャシーですが、左のノーマルの図がナローの基本形です。
次の図はMR-02シャシーですが、左のノーマルの図がワイドの基本形です。
現行のMR-03シャシーは、ナロー・ワイド共用シャシーです。
私のTOYOTA86ボディーに付属しているのはMR-03(RM)ナローシャシーですが、付属品の中にワイド用のアッパーカバー、ロアアーム、タイロッドが付属していて、この部品を取り替えることでワイドシャシーになります。
現行では、前輪の幅65mmのナローシャシーも、前輪の幅70mmのワイドシャシーも、後輪の幅は65mmで同じです。
つまり前輪の幅だけが違うのですね。 後輪の幅が広い車は、後輪のホイールのオフセットが長くなって、タイヤ幅が広くなって見えるだけで、後輪の幅65mmは変わらないそうです。
2.ホイールベースのサイズ
モーターマウントの方法によってホイールベースが違うので、次の図の違いを把握しておきます。HM(ハイマウント)は現在は市販されていませんが、HMモーターケースセットは市販されています。
レディーセットで今一番多いのがMMタイプだそうです。
(MMはミッドシップにモーターがマウントの意味)
このMR-03(MM)シャシーは、ホイールベースがLLタイプで98mmです。
3L(102mm)と4l(106mm)にも変更可。
MMシャシーをホイールベース102mmで使うときに必要なのがLMモーターケースセット(650円)
RMタイプはツーリングカーによく使用されています。
(リアモーターマウント)
私のTOYOTA86もRMタイプでした。
このMR-03(RM)シャシーのホイールベースは、S(86mm)、M(90mm)、L(94mm)に対応しています。
TOYOTA86はL(94mm)になっていました。
モーターケースをオプションのMMモーターケースセット(650円)に取り替えれば、MMタイプになり、ホイールベースは98mmなります。リアダンパースプリング、リアサスプレートも必要です。
LMはローマウントで、車体の低いレーシングカーのシャシー。 ホイールベースは3Lで102mm。 4Lの106mmにも変更可。
MR-03シャシーにも、モーターマウントの違いでMM、RM、LMの3種類があるということですね。
整理すると
● MMはホイールベース LL(98mm)
※3Lと4Lに組み立てることも可
● RMはホイールベース S(86mm)-M(90mm)-L(94mm)
● LMはホイールベース 3L(102mm)
※LLと4Lに組み立てることも可
オプションで次のモーターケースセットが市販されているので、シャシータイプの違いは変更可能なようです。
RMタイプ ⇔ MMタイプ ⇔ LMタイプ
モーターケースセット
MM/MR-03 650円
RM/MR-03 650円
LM 650円
HM/MR-03 650円
シャシータイプの変更方法 ⇒ MR-03テクニカルガイド
ナロータイプでホイールベース94mmのMR-03(RM)シャシーは、TOYOTA86や日産GT-R、ポルシェ911などのボディーを載せます。
これをワイドにしてMMモーターマウントに変えてしまうと、アウディR8などは載りますがナローボディーは載せられません。
RMタイプとMMタイプの変更は簡単ではなく、RMをMMに変えたらそのままで使うことになりそうです。
ナローボディもワイドボディーも使いたいのなら、MR-03(RM)シャシーとMR-03(MM)シャシーの両方を持っているのが一番いいです。