ミニッツ 送信機の種類 ASF FHS MHS FHSS方式
送信機の種類というのは方式の違いで、いずれも2.4GHz帯を使用したラジコン用プロポシステムの種類です。
ASF、FHS、FHSS、MHSなどの種類がカタログなどで見て取れますが、一体何のことなのか全然分かりませんね。周波数帯はいずれも2.4GHz帯です。
互換性がないというのでミニッツの中古品を買う時の参考にしようと思い、整理してみました。
少し調べると非常に奥が深い周波数帯であることが分かります。それを深追いするのはちょっと目的とは外れるので、今回はその違いだけにとどめておきたいと思います。
なお、同じ方式でもメーカーが違えば互換性はないそうです。
ASF方式:2008年頃にラジコン用に使用開始。2009年にMR-03シャシーに搭載された。
FHS方式:2013年にMR-03スポーツシャシーに搭載。ASFとは互換性がなくジャイロも搭載できない。
MHS方式:2015年にMR-03PROシャシーに搭載された。 ホッピング方式(FHSS)に直接拡散方式(DSSS)を組み合わせたMini-Z 独自の2.4GHzシステム。
FHSS方式:2018年ごろにMR-03シャシーに搭載か。現在の主流。
(英語: frequency hopping spread spectrum、周波数ホッピング・スペクトラム拡散)
2.4GHz帯は、2.402 ~ 2.480 GHzで1MHz間隔で79チャネル使用できるそうです。
2.4GHz帯のISMバンドは、もともとは電子レンジなどのマイクロ波を使用するためのバンドだそうで、この周波数帯を使う無線機器は混信を容認しなければならないという、重要度の低いバンドだそうです。
送信機の形状と方式の違いです。 オークションやフリマで中古品を買う時の参考になればと思います。
ASF方式の送信機 KT-18(スポーツシリーズに付属)
FHS方式の送信機 KT-19(スポーツ2シリーズに付属)
MHS方式の送信機 EX-6R(別売品) ASFとMHSの共用
FHSS方式の送信機 KT-531P レディーセットに付属の最もポピュラーな送信機
KT-432P(別売品)